Webサイトにプライスリスト(料金表)は入れるべきか。
新規のお客様がサービスについて一番知りたいこと、それは価格。関西弁でいうなら「なんぼ?」
前作のホームページでは、価格表は入れていませんでしたが、現在のホームページではすべてのサービスに価格を記載しています。
メリット
無駄な見積制作が減った。
無茶な値段を言ってくる客が減った。
デメリット
問い合わせ数が減った。
同業他社に値段を見られ、値段勝負では勝ちにくい。
これは、大いに痛いところですが、後出しをしても、予算が合わないなら、結果は一緒ではないかという気もします。
値段表サイトを生かす
当社のホームページ解析から、まずは会社概要を見られて、そして次にサービスページを見るか、値段表を見るか、サービスページが先か、値段表が先か、みたいなところはありますが、価格はチェックする人が多いのは当たり前です。いくのらいいサービスであっても、予算が合わないと購入の検討にも立てません。
値段表のサイトを解析する
当社ではサイトを閲覧した企業名を判別する「らくらくログ解析」をご推奨しております。具体的な問い合わせまで至らず、離脱した閲覧者を解析します。
営業部門との兼ね合いで値段は出したくない
社内では様々な考え方がありますので、値段表を公開するにあたり「要望によって値段が変わるので一概にかけない」「社内で公開するのに抵抗がある」などの場合はどうしたらいいでしょうか。
製品の特質、価格帯にもよりますが、閲覧のお客様はきっちり〇〇〇万円、まで知りたいと思っている人よりも「どのくらい?」それこそ、100万円なのか、200万円なのか、500万円なのか、1000万円なのか、価格帯、幅があっても目安を知りたい人の方が多いのです。
ですから、まったく未公開よりも、何かよくある価格帯のケースを作って、この場合は400~600万円前後、などの表記でいいのです。デメリットの中で問い合わせが減ったと書きましたが、予算が的外れな問い合わせが減っただけで、近しい予算で検討いただけそうな会社の問い合わせは増えました。
フォームからの問い合わせの精度を上げることも概算を掲載するだけで実現することができるのです。